種類：捌き
仕上げ：黒打ち
刃渡り：150mm
構造：本割込
心材：青紙スーパー
硬度（HRC）：63-67
柄：胡桃八角
刃：両刃
生産地：土佐、日本
備考：

少し厚めに仕上げられた、刃先の鋭いタイプの中厚出刃包丁です。漁師さんが船の上で魚や野菜をその場で捌く為の万能包丁、舟行包丁よりも少し厚口に仕上げられており、薄出刃型の舟行包丁では切れない硬い骨も、小さな魚なら骨ごと捌けます。
また、刺身包丁の柳刃程ではありませんが、舟行包丁より更に刃先が尖っているので、細かい作業も非常に得意です。これ1丁あれば、魚の捌きはほとんどこなせます。

伝統的な本割込み構造で、心材（鋼部分）を軟鉄でサンドイッチ。熟練した鍛冶職人の技術がなければ到底できない本割込み構造で両刃に仕上げていきます。
両刃になっておりますので、左利きの方でも普通にご使用いただけます。
一丁一丁丹念に鍛え上げた日本の名品ともいえる黒打ち包丁の心材は、なんと日本鋼の最高峰、安来青紙スーパー鋼を採用。この青紙スーパー鋼は、鉄の不純物を極限状態まで取り除き、非常に高い硬度と粘りを両立させた究極の鋼です。
ステンレスほどではないものの、他の炭素鋼と比較すると錆びにくく、硬度が高い割には粘りもあるので、刃欠けもしにくい鋼です。硬度が高いことから、その分、切れ味も長く持続します。

Deba (Sabaki) Kurouchi 150 mm (5.9 in) Aogami Super Double-Bevel

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